2009-11-01 Sun
もう既に旧聞であり読んでいる人もいるかも知れない。自分の主観で引用してるので、本文はこちらを参照して頂きたい。
人間中心の企業への変革---キヤノン電子 酒巻 久氏
現状を打開する4つのポイント
「社員を大事にする」「無駄を省く」。この2つを基本方針として経営改革に着手した。企業活性化の基本となるのは社員の意識改革だ。そのポイントは4つある。
第三に、人間は飽きやすいものだと認識し、飽きさせない、緊張感を持続させる仕組みを作ること。仕事には「連続的展開」と「非連続的展開」の2種類がある。「継続は力なり」ではあるが、ある時、まったく違うところに飛び越えるような非連続的展開も必要になる。
読んでいくと、とくに私が色づけした箇所は非常に理解出来る。
単調な作業だとやはり、ミスをしやすい。それをどう解決するのか。
全員参加型の意識改革運動
企業ビジョンを創る際、全社員に「キヤノン電子がどういう会社になってほしいのか」を考えさせた。企業ビジョンは、社長室や経営企画室が作るケースが多いが、それではトップの考え方を末端まで浸透させられない。特に、製造業では7割が現場で働く人であり、現場に理解されることが重要になる。
全員参加型で集まったビジョン案は約2000件。これを分析して8つのビジョンを設定した。最も多かったのは「人間尊重の経営を守る」だったが、8つあれば、いずれかに自分の考えが反映されることになり、当事者意識が芽生えた。
ここの辺から段々と私の価値観とは違った方向になってきた。
例えば工場の面積を1万平方メートルから5000平方メートルにする。また、部品のビスが4本あり、締めるのに4秒かかるとすれば、2秒に短縮するにはどうすべきかを考える。このように、すべての仕事において「2分の1にする」という目標を設定し、その方法を考え、実行した。
もう1つの取り組みが「ピカ一運動」である。これは、4人が1チームになり、目標を決めて「世界一を目指す」ことで意識改革を促す運動。半年に一度、目標を達成したグループには表彰状と金一封を贈る。テーマ設定は自由で、遊びの範ちゅうでもかまわない。これまで「体脂肪率を1ケタにする」「会社で1日1万 5000歩を歩く」など、さまざまなテーマが挙がった。
中でも会社に貢献したのが、50代の女性チームが達成した「世界一、朝早く出社する」というテーマだった。通常の始業時間は朝8時だが、世界一早い出社時間を6時半と決め、1時間半早めることにした。
主婦である彼女たちは、まず子供を2カ月かけて説得し、食事の支度などの問題をクリアして7時半に早めることに成功。次に夫を説得して7時に、最後に両親を説得して遂に目標を達成した。やさしいところから始め、成功体験によって自信をつけ、次のステップに移るのが仕事の鉄則だが、こうしたやり方を教えなくても、自分たちで考え、実行し、体得することに意義がある。
後略。
私の主観で考えると、緊張感を持続させる仕組みとは即ち、恐怖心である。
実際にこの工場では廊下にこのようなことが書いてあるのだ。

『急ごう。さもないと会社も地球も滅びてしまう』
酒巻社長の説明を聞きながら工場内を歩いていくと,突然,警報(のような音)が鳴り回転灯が光った。足元を見ると,廊下に青く塗られたゾーンがあり,「5m 3.6秒」と書いてある。この5メートルのゾーンの両端にはセンサーが設置してあり,3.6秒以内で通過しないと警報が鳴るのだ。「広い工場なので,移動に費やす時間がバカにならない。社員に歩くスピードを体得してもらうための仕掛け」(酒巻社長)だという。
本当に「いす」がなかった,キヤノン電子のオフィスより。
それゆえ、4人が1チームとは江戸時代で言えば五人組みたいなものであり、頭がいいな、と感心するのはあえて4人にしたことであろう。
5人したら、どちらつかずの3番目のポジションを選ぼうとする人間が出てくるからだ。
私なら、目立たないそのポジションに如何になれるか、考える。
この「ピカ一運動」に積極的にアイディアを出す社員はどういう人物なのであろうか。
私には精神科医のフランクルがナチスの強制収容所での体験を元に書いた『夜と霧』に出てくるカポー(労働監督)とイメージが重なってしまい、どうにも気が滅入る。
カポーとは同じ収容所の囚人の中から選ばれる。
そして、カポーになった囚人はやドイツ兵より、残虐極まりないことを囚人達に行い(それは快感も生じる)、ドイツ人から歓心を得ようとする……。
これと似たような屈折した心理を社員にも与え、果たして『グローバルスタンダードは闘争と競争の時代』だから、と言ってしまってもいいのだろうか。
私がピカ一運動に積極的にするなら、『世界一合法的な絵をそこら中に貼りつける』ということをするだろう。
住宅ローンや子供の学費で悩む社員には、思考停止になって貰おう。

これで、このシステムに対する否定的な意見は言えないはずだ。
それから、まともに「ピカ一運動」に取り組まない連中がいれば、これだ。

どこかのローン会社とタイアップして社内割引でローンを組ませるとさらに効果的であろう。
団体定期保険だってあるのだ。
製薬会社の出してる高級栄養ドリンク剤も社内販売したらどうだろう。
ついでに大規模な社宅を作って日常も健康的な生活をしているか、監視すればいいのだ。
高性能なビデオカメラで……星新一のショートショートの読み過ぎだな。
「生かさぬよう、殺さぬよう」というのは、普遍的な言葉だと私は思っている。
しかし、それも程度や生理の問題であり、秒単位や歩数でやればチャップリンの『モダンタイムス』ではないが、精神がぶっ壊れる人間も何割か出てくるのは当然のように思える。
日本贔屓だったチャップリンが見たらどう思うのか。
どこの企業も生き残りをかけるのは、無論わかる。資本主義である以上仕方ない。
しかし人をロボットのごとく使い捨てとして扱い始めたら社員のモチベーションは下がるし、商品の企画をジックリと練る時間もない。
納期だって下手すれば分単位なのだ。設計に十分な時間を掛けることも出来はしない。
どんなに、素晴らしいアイディアがあったとしても言ってはならない。
仕事の効率がよくなるシステムのアイディア(企画)なんて自分の首を絞めるようなものだ。
その分、さらに秒単位で働かされ給料が上がるわけでもないし、残業から解放されることもない。
金一封を貰ってオシマイがオチである。
しかも次はもっといいアイディアを出さないと、リストラの対象にだってなりかねない。
つまり、優秀な人ほど自分の能力を出さず、小出しにし他人のトップから3番目あたりをキープするのが賢い、というものだ。
成果主義時代の出世術―ほどほど主義が生き残る!
読後は暗くなってしまったそうだ。
それは『人間はシニシズムを一生貫き通すことが出来るのか』という問題にも繋がるからだろうか。
安岡章太郎の軍隊小説『遁走』の主人公は、何事にも不得手不要領な大学生だ。
その安木加介が軍隊に入隊する。
軍事教練から集団生活の全てに至るまで、彼の失敗はほとんど完璧な域に達している。
ただ一点違うのは『俺には何もかもが見えている』という目を持っていることであり、『観察する』ことだ。
だから、加介はおもう。
「結局のところ、軍隊での服従とは、単に我慢することではなくて、見つけられないようにすることだし、また他人が罰せられるのを観察して、どの点まで服従するべきものかを推察することだろう」
そして絶えず上等兵から「ヤル気があるのか」と怒鳴られ殴られる度に、この”ヤル気”を考える。
「”ヤル気”とは何か?それは愛国的情熱にもとづくファイティングスピリットのようにいわれてる。けれども、それはごく表面上の意味にすぎない。実際は、ただの利己的な競争のことである。兵隊たちは、あらゆる点で他人よりも早く、利巧に、自分の有利な立場をきずいておこうとする。それが”ヤル気”である」
一つのメカニズムの頂点から発せられる命令や意図は、はじめはマットウに思える理由を持っている。
けれども、下に行くほど意味や内容は歪曲され、削り取られていく。
「……それを思うといまさらのように加介は、軍隊とはどういうところか、どう考えたらいいのか、まったくわからなくなってしまうのだ。ガンジガラメの規則と、それにともなうヌケアナと、それはいったい何のためにあるのか、何のための規則で、何のためのヌケアナか?」
大切につかっているキャノンのカメラは、恐らく海外生産であろうが、レンズの保護ジャバラが時たま、全開しない。
一昨年買ったキャノンのプリンターは、前のモデルよりプラスチックの質が悪くなった。
しかも、違いはよく分からないが、黒インク(微妙に色が違うらしい)を二つ買って挿入しなくてはならない。
つまり、それだけ金が掛かる、ということだ。
キヤノンの一眼レフで不良事故が多発する理由、製造請負依存の死角
私も世の中を見渡す度に『何のための規則で、何のためのヌケアナか?』とつぶやきたくなる。
そうだ、明日は週一回のプラスチックの回収日だ。
そして火曜日は燃やすゴミの日だ。
いつから、アイロンやドライヤーが燃える時代になったのか、私にはわからない。
2009-10-29 Thu
今の時代、言った言わないのトラブルが多い。だからか、企業に電話をすると会話を録音される。
私も大手サラ金の督促電話で地獄を見ている。
言っておくけど、私が借りたのではない。
我が家を会社に仕立てて借りたヤツがいたのだ。
また、見知らぬ痴女からも電話が何度も掛かってきた。
一体彼女はなんだったんだろう……。
会話は全部録音したけど、このサイトじゃぁ、流せないよなぁ。
ウケるんだけどね。
と、まぁ普通の人なら滅多に遭遇しないことも、私の回りでは頻繁に起こる。
起こるから会話は録音するし、自作の防犯カメラも設置している。
そういうワケで速攻ナンバーディスプレイに加入した。
そのとき買ったソニーの電話が10年目に壊れたし、外部に録音テレコを付けたが、パソコンに取り込むのが面倒……。
それで、買ったのが『おたっくすジュニア』だ。
出たてだったから、ネット上でのレビューもあまりなかった。
店で調べても結局、実際に使わないと分からないことの方が多い。
で、私はこの『おたっくすジュニア』についてボロクソな感想を書こうと思う。
電話機のSDカードをパソコンに接続すれば、会話の録音も取り込める。
買った目的はこれだ。
パソコンと電話を連動させるのは、確かに画期的だ。
面倒な名前や電話番号もパソコンで打ち込み登録できる。
しかし、こんな使い勝手の悪い電話機をよくまぁ、売るものだ、と思う。
普通の子機付き電話の倍はした。
録音
『あんしん応答』機能搭載!
迷惑電話対策がさらに充実。
http://panasonic.jp/phone/gp62/useful.html
これの操作法を考えたヤツ、バカじゃないのか?
心の準備もなく、相手から電話が突然掛かってきた時に、『F1』ボタンを押し液晶モニターを見る。その中からメニューをさらに選ぶ。
そしてその画面の中から録音を選び『会話を録音してることを相手に伝えますか?』……。
そこで『はい』か『いいえ』を選択。
そんな悠長な事を咄嗟に出来るか!
しかも、子機で電話を取ると親機は操作出来ないんだな。
親機に『録音ボタン』があれば済むことである。
他のメーカーはある(ただし、パソコンに取り込めない)。
子機はさらにボンクラ仕様だ。
これも『F1』ボタンを押して……である。
普通に会話しながら『F1』ボタンは何とか押せるが、どうやって液晶画面を見るんだ。
真ん中のボタンはボイスチェンジャーなるものが付いている。
これを押すと
『女性の声を男性のような低い声に変えられます。
(子機のみ、着信通話時のみ)』
相手(セールスマン、変質者)は男だと思い込むんだそうだ。
このバカ!
会話の途中で急に男の声に変ったら、おかしいだろう。
この『ボイスチェンジャー』のボタンこそ、『録音』ボタンにすべきだ。
大抵の主婦はね、「今主人と変りますので、お待ち下さい」って言うわけだ。
独身女性なら、その間に液晶をみながら『F1』を押して『ボイスチェンジャー』にすればいい。
これ開発段階で女性が加わってないんじゃないだろうか。
試作機を作って検証、なんてことはコストに見合わないからやらんのかも知れない……。
呼び出し音
普通は、呼び出し音を店で実際に聞いて買うなんてことは、まずしないがパナソニックに関してはした方がいいようである。
集合住宅だと呼び出し音にも気をつかうのか、と驚くほど小さい。
台所や隣の部屋にいたらまず聞こえない。
メロディも何種類かあるが、どれも似たりよったりで、携帯のように鳴り分け機能が付いていても殆ど無意味だ。
なんというか……呼び出し音は『大きい』という思い込みを根底からひっくり返してくれる。
目覚まし時計より、キッチンタイマーより聞き取りづらく音量も小さいのだ。
パソコンとの親和性
これも中途半端。
名前や電話番号をパソコン上から登録するのに、パナソニックのサイトに接続しないと出来ない。
SDカードの中はテキストファイルなのに、繋がないと書き込んでも認識しないのだ。
しかも、今時、ブラウザはIEのみ、ときている。
どうせなら、着メロもダウンロードできるようにしたらいいのにね。
『リリリリリン』という音が欲しいわ。
もうキリがないから書かない。
多機能な電話であることには違いないが、どういうボンクラが設計したのか、満足に使える機能はない。
会話を録音したければ、ICレコーダーを買って接続した方がいい。
こういうことを、デジカメだのレコーダーやハイビジョンテレビでも全部調べない買えないなんてどうかしてるんじゃないだろうか?
録音を諦めた電話は10年前のソニーの電話機よりはるかに使い勝手は劣っている。
これなら、もっと安い電話を買えばよかった。
さて、迷惑電話、我が家はセールス、互助会が圧倒的に多いので、撃退法を考えた。
留守番電話にこういうメッセージをいれると100%撃退出来る。
http://offbike.xrea.jp/files/rusudenn.mp3
これは、意地悪仕様。
『はい、もしもし~せいぢです(親しげな口調がよい)
(まず、相手は先に喋るという先入観があるから、言葉が重なり戸惑う。
さらに間をわざと開けると向こうが喋り始める)
セールス、互助会は一切お断りです。
(この言葉を中途まで聞くと切る)
ご用件とお名前をどうぞ。
10秒経っても出ないときは留守にしてます。
その時はそのまま、メッセージを残して下さい』
親機には着信があったことを小さな赤いLEDで知らせるようになってる。
モニターには『着信あり』と表記されない。
だったら、こういうところに超高輝度青色LEDを使え。
目立たないから非常に分かりづらい。
横道にそれたけどあとは、着信拒否にすればよろしい。
最近のセールスは出たとたんにガチャギリが多い。不快極まりない。
文句の一つでも言いたいところだが、掛け直しても大抵は、
「この番号は発信専用電話です、 おつなぎ出来ません」
だから、逆に意地悪してやれ。
もっとも初めて掛けてきた友達や身内からはヒンシュクを買ったけどね。
パナソニックに限らず、どうしてこういう中途半端な多機能家電が出てきては消えていくのだろうか?
それは、開発の速度、ゆとりのない組織のシステムに問題があるように私には思えるのだ。
2009-10-25 Sun
海外では日本の携帯電話はガラパゴス携帯と揶揄されてる、そーです。つまり、ガラパゴスの動植物と同様に独自に進化した、という事です。
私もそう思う。
二つ前の世代のカシオのG'oneを使ってますが、未だにわかんない事だらけです。
そーいえば、日本は電卓の競争がやたら激しくて、一時期LSIは世界一になったことがあります。
最初は大きくて段々小型化になるのは、世の常ですが、腕時計に電卓が付いてるのもありました。
当然、指で押せません。鉛筆やシャーペンの先端で数字を入力(笑。
これが当時、大学入試の際に問題になった記憶があります。
すぐに消えたように思います。
で、前置きはこんくらいにして、目覚まし時計が欲しい。
大手家電売り場やホームセンターに行っても自分が欲しい時計がない。
私はデジタルの電波時計を使ってます。
例えば朝の6:30分に目覚ましがなるようにセットします。
毎日、それで使うなら問題はない。
ところが、不規則なんでこれが非常に面倒になる。
午後の19:30分に鳴るようにすると、かなりの時間ボタンを押し続けなければならない。
これが針の時計なら、アッという間です。
なんで、どのデジタル時計も1分単位で数えるんでしょう?
時間の位で数えれば、すぐです。
なのに律儀にも1分の単位で数える。10分の位が1秒掛かって20分に変るので、1時間後は6秒。
10時間後に目覚ましを再セットするのに1分掛かります。
こういう時の1分って長いですよ。
設計者に会ってみたいです。
世の中、3勤務制のところで働いてる人だっているんです。
そもそも、明日は早いから、
6:37分から5:53分
に目覚ましが鳴るようにしようって人っているんですかね?
そうそう、それからキッチンタイマー。
これも同じような理屈で苛立ちます。
秒単位まで表示する程、シビアに作る人っているのか?
パスタを茹でるのに、10分38秒でないとダメ。
カップ麺は台所で湯を入れて2分51秒設定すると、テーブルで食べるときジャスト3分、とか。
毎日カップ麺ばかり、食べるワケでもあるまいし、その都度リセット設定が実に面倒です。
あと、バカみたい何でもかんでも高輝度青色LEDにする。
目障りで仕方ない。
コンパクトデジカメもねぇ。
レンズは保護するのに、液晶モニターはボディより出っ張っている。
迂闊に、テーブルの上に置けない。
仕方ないから、モニターが凹んだ幕末のデジカメを使ってます。
外装は色が剥げてボロですが、液晶だけは傷がついてません。
相方なんて、今の洗濯機、乾燥機、電子レンジは多機能過ぎて大嫌いと言ってます。
家電が売れない一つの理由だと、私は考えます。
分厚いマニュアルを見ながらなんとか覚えたら、次の商品が幾ら多機能、高機能になっても一から覚えたくはないです。
以前も張りましたが、見てない人へ。
Windows7?
必要にならない限り、まず買いませんね。
Vistaの延長で改めて覚える気にはならんです。
そういう人の需要もあるのか、製造中止になったXPが今では、オークションで1万7千円を超えてます。
パソコンショップで販売していた時は1万3千円でおつりが来たんですけどね。
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